「現代のビアトリクスたち」 --- エイコーンバンクとヒルトップにて新たな展覧会

ナショナル・トラストがエイコーンバンクとヒルトップにて主宰するニューアート・プログラム『Women's Work (女たちの仕事)』展の一環で、このたび南湖水地方出身の美術家フレイヤ・ポクリントンさんが招聘され、彼女のドローイングが公開されています。本プログラムはドロシー・ユーナ・ラトクリフ・フェローシップの支援のもと、現代美術家が湖水地方の景観からインスピレーションを得、エイコーンバンクにて新たな作品を制作するもので、フレイヤさんは今年の初めより制作に取り組んできました。作品は計8点の大きなドローイングで、現在エイコーンバンクにて一般公開されています。

また、同じく『Women's Work (女たちの仕事)』展の一環で、この秋ナショナル・トラスト初の試みとして、ビアトリクス・ポターの暮らしたヒルトップ屋内でもフレイヤさんの作品を展示・公開中。

「エイコーンバンクやヒルトップなどの歴史的建造物を舞台に現代美術の展覧会を催すことで、新たにダイナミックな層の人々にアピールできると期待しています」とは、ナショナル・トラスト現代美術プログラム・マネージャーのハナ・ピアースさん。「このプログラムはまた、現代美術家たちにこれまで展示企画の催しの機会のなかった歴史的建造物内での作品発表のチャンスを与えること通して、彼らの創作活動のインスピレーションとチャレンジとなるものと考えています」。

フレイヤさんの展覧会では、今日の湖水地方で酪農や環境保護活動に携わる女性たちを描いた作品を鑑賞いただけます。モデルとして描かれた女性たちは、今日の湖水地方の景観に直接関わる酪農と環境保護との間で見事なバランスを保ってそれぞれ現場に臨んでいます。その中には医師からミツバチ飼育家に転向したヴァル・サリヴァンさん、馬と対話ができるというヴィクトリア・スミスさん、そしてカーライル近郊でツノの長い牛の有機飼育を行なっているスーザン・アグリオンビーさんなど、多彩な顔ぶれがモデルとなっています。

「これまであまりモデルとして描かれることのなかった、昆虫を含む動物たちと関わる35歳以上の女性たち。その業績を讃え、彼女たちをモデルとして描いてみたいと思ったんです」とは、フレイヤさん。「『Women's Work (女たちの仕事)』展でモデルとなった女性たちはいずれも、酪農や養蜂といった職業とは全く異なる仕事に携わっていたんですが、私はそこがとても興味深く、またビアトリクス・ポターもそのような女性だったと思い当たったわけなんです。きっとそれは人生における一大決心だったに違いないわ」。

Women's Work (女たちの仕事)』展は、ヒルトップにて9月17日より10月20日まで開催中。詳細はここをクリックしてください。



Thursday 22nd of September 2016

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