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春夏秋冬


湖水地方の今週の天気予報

湖水地方の今週の天気予報はカンブリア観光局のホームページで見ることができます(サイトは英語のみですが、温度や記号が日本と同じように表示されます。)
ウィンダミア周辺を訪ねる方はKendalの予報をご参考ください。ボロデール地方を訪ねる方はKeswickの予報をご参考ください。

 

春(3月〜5月)

春の湖水地方は、新しい命がどこででも目に入る季節です。3月初旬から、丘の上に走り回る可愛らしい子羊が沢山見えてくる。木の新緑が光で輝き、木陰にはブルーベルや水仙が咲き始める。空気がまだ冷たい日もあり、時にはまだ山の上が雪をかぶる日もあるので、セータや上着が必要ですが、昼間は日差しがだんだん暖かくなる。

 

春の花

湖水地方は雨が良く降る地域として良く知られている。その恵みの一つは、緑や花の豊な地域でもある、ということです。特にはる(3月から5月の間)、ワーズワースが愛していた水仙、ブルーベル(森の中で木陰でさく、小さな鐘の形をした青いはな)、桜(日本の桜より色が濃くて時期が遅い)ダムソンの木の花、シャクナゲ、モクレンなどが多く咲く季節です。有名な庭園(ライダル・マウントマンかスター城ヒルトップなどの庭がもっとも新鮮で美しい時期です。ぜひこの時期にお訪ねください。

 

夏(6月〜8月)

夏は大変日が長い季節です。朝食前に散歩をしたり、夕焼けを眺めながら屋外で夕食をとるのもおすすめです。どの庭でも花が盛りを迎え、ゆっくりと庭歩きを楽しみたい季節でもあります。イングリッシュ・ガーデンの最もユニークな特徴は、花壇の縁取りでしょう。小道を形成するこの長い花壇には、花をもつ多年生の植物が植え込まれ、夏いっせいに美しい花を咲かせます。そして、冬になると地上部が枯れ、翌年の春にまた新芽を出すのです。

この3ヶ月は湖水地方でも最も暑い季節で、気温は30℃まで上がることがます。温かい空気が高い山々にぶつかり、時として雷雨となって降りそそぎます。それにしても、夜は冷え込む時もあるので、セーターなどは必要です。

 

夏のシープドック・トレイル

湖水地方では、何百ヘクタールもの丘陵の斜面が、牧草地として利用されています。羊はそこで飼育されている主要な家畜です。丘で放し飼いにされているため、ファーマーが羊を集める際は、牧羊犬(シープドック)の助けが必要となります。牧羊犬は羊を集め、ファーマーが指示するところへ羊を誘導するように訓練されています。ファーマーはどこに羊を移動させたいか、様々な種類の口笛や、声、手の合図を使い分けて、犬たちに指示を与えるのです。

シープドック・トレイルは、ファシープドック・トレイルは、ファーマーたちが自分たちの牧羊犬の技能を競い合うものです。それぞれがペアとなり、特別に作られたコースで、小さな羊の群れを移動させます。
このイベントは湖水地方のあちこちで行なわれます。
ーマーたちが自分たちの牧羊犬の技能を競い合うものです。それぞれがペアとなり、特別に作られたコースで、小さな羊の群れを移動させます。
このイベントは湖水地方のあちこちで行なわれます。

Rydal Sheep Dog Trials(ライダル) 窶・8月の第2木曜日(第1月曜日の後)


Patterdale Sheep Dog Trials (パターデイル)窶・8月の最終土曜日 

 

秋(9月〜11月)

湖水地方の秋は、もっとも光が美しい季節と良く言われる。「紅葉」というより「黄葉」になり、昼間は暖かい時もあるが、夜は冷えて霜が降りる時も、10月以降になると多い。ハイキングやアウトドアーを楽しむ人も多く、同時に「食欲の秋」でもあるので、パブやレストランで湖水地方のローカルフーズを楽しむのにも最適の季節です。

 

食欲の秋:カンバーランドソーセージとダムソン

カンバーランド・ソーセージ Cumberland Sausage
豚肉とハーブで作られたこのソーセージは、輪っか状ではなく一本の長い形で売られている。他に余分な具が含まれず肉だけで作られているため、普通のソーセージより値段が高い。黒砂糖やナツメグなどの香辛料が入ったブラムリー種のりんごソースと一緒に食べるのが伝統的な食べ方。

 

秋の果実ダムソン

ライス渓谷のダムソン Lyth Valley Damsons
ダムソンといわれる梅のようなフルーツは湖水地方のライス渓谷で多く育ち、ダムソンの花の咲く頃にはこの地域一体が美しくやわらかな白色に染まる。ダムソンには独特のナッツ風味があり、デザート、チーズ、ジャム、フルーツポンチなどを作る際に使われる他、ワイン、ジン、ビールなどの酒類にも使われている。その昔は、マンチェスターの工場で、綿を染めるためにここのダムソンが使われていたという。また、その木材はろくろ細工職人に重宝されている。
ダムソンの詳しい情報サイト(英語のみ)

 

冬(12月〜2月)

冬も湖水地方の魅力はつきません。凛とした美しさはこの季節ならでは。丘の頂はうっすらと雪化粧をほどこされ、裾野に広がる町や村も、白く透き通る霜のベールにやさしく包まれます。湖は鏡のように空を映し出し、鮮やかな青に染まります。近頃は、冬を選んで訪れる国内からの旅行客も多くいますが、それでもやはり最も静かな季節。ゆったりと落ち着いた時を過ごすことができます。日が短いので、夜はパブやホテルで暖炉の前で体を暖めましょう!

 

ボンファイアー・ナイト(11月5日)

イングランドとスコットランドが宗教的抗争を繰り返していた、400年程前のこと。プロテスタント教徒のジェームス国王が、イングランドとスコットランドの両方を治めることになり、カトリック教徒の間で不満が高まりました。そんな中、カトリック教徒をメンバーとするあるギャンググループが、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)を爆破し、国王と議員を暗殺しようという陰謀を企てました。実行予定日の11月5日、多量の火薬の点火係りとして地下室に潜んでいたガイ・フォークスが発見され、その場で逮捕されたため、事なきを得ました。

それ以来、11月5日の夜には、ボン・ファイヤー(大かがり火)が焚かれ、花火が打ち上げられるようになりました。今日でも、季節の風物詩として、ほとんどの町や村で花火大会が催され、誰でも参加することができます。糖蜜のトフィーやパーキンと呼ばれるケーキなどの特別なお菓子を食べるのも、この日の楽しみのひとつです。

 

四季のおすすめ:ウォーキング

トレッキングやウォーキングを目的に、湖水地方を訪れる人々も多くいます。丘の上から眺めるカントリーサイドの風景は、また格別のものです。ウォーキングは決して大変な奮闘を要するものではありません。防水加工の靴、もしくはウォーキングシューズを履き、突然の雨に備えてウィンドブレーカーを持参することをおすすめします。どの散策道も主要道路から、木製の案内板で分かり易く表示されており、もちろん地図にも掲載されています。地図は、湖水地方のどのツーリスト・インフォメーション・センターでも入手することができます。

ウィンダミア湖からヒルトップまで
ヒル・トップはピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターが所有していた農場で、彼女の多くの作品が生み出された場所として、大変人気のある観光スポットとなっています。ウィンダミア湖のフェリーの船着場から、ヒル・トップまでを結ぶ小道を歩けば、ポターの創作の源となった牧歌的な風景を堪能することができます。ヒル・トップは10月末から2月中旬まで保護の為に閉館しますので、開館時間等につきましては、
ナショナル・トラストのページをご覧下さい。

コフィン・パス
詩人ウィリアム・ワーズワースが、あの最も有名な詩「水仙」を創作した
ダヴ・コテージ。そして、彼が晩年を過ごした家、ライダル・マウント。コフィン・パスは、その間を結ぶ散歩道です。少し奇妙な名前は、この小道がグラスミアの教会に埋葬する棺(コフィン)を運ぶルートだったことに由来します。湖や山々を、少し高いところから眺めることができるこの散歩道は、短めでアップダウンも少なめ。気軽に楽しむことができます。

もっと詳しいハイキング情報やガイドマップは
ここにPDF形式で掲載しています。

 

湖水地方の天気

湖水地方では、はっきりした四季がありますが、全体としては日本より若干涼しい気候です。
春には、平均気温が10°前後だが、朝晩がかなり冷える日もあります。3月までは時々山の上に雪がつもる日が続きます。
夏(6月〜8月)には25°を超える日もありますが、15°前後の日も多いです。6月と7月は夜の10時以降まで明るいので、外で長くあそべますが、昼と夜の気温の差が激しいため、真夏の旅にもセータが必要です。
10月の終わりに、イギリスが夏時間(BST)から標準時間(GMT)に戻るため、日が急に短くなった印象が受けやすいですし、朝晩の空気がひんやりしてきます。
年末年始あたりの平均気温が5°前後で、晴れた日の夜は気温が氷点下に下がる時が多いです。しかし、そういう日の朝は、張りつめた空気の中で最も美しい湖水地方の山の風景が見える時もあります。

右側の表には、赤い線が2007年の気温、ネズミ色の線は30年間の平均気温を示す。点線は最高と最低気温を示し、直線が平均気温を示します。

表の出所:
Lorton Weather Station, Cumbria